寺を再建した仁可上人(じんかしょうにん)が京で行われた大切な集まりに寺の印鑑を忘れ、一心に祈ったところ、龍の使いが届けてくれたという伝説が残っています。そのため現在、石垣の下には池と龍神を祭る小さな祠(ほこら)があります。

龍神池の整備をしたとき、掘り起こした千年杉の木の根。龍の姿にそっくりだったので住職は「やはり池には龍が住んでいた」と確信したそう。木の根は本坊の床の間に大切に飾られています。

行基菩薩(ぎょうきぼさつ)が虹色の光に彩られた山に入り、一心に祈っていると白髪の老人が現れ、「私の像を刻んで祭れ」と告げて、千手観音に姿を変えました。それから千日かけて彫り上げたのが本尊の千手観音と言われています。

所在地〒679-5132 兵庫県佐用郡佐用町下本郷17
TEL0790-79-2129
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備考駐車場あり

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