九條道家が創建した臨済宗東福寺派の大本山。九條家の菩提寺として嘉禎2年(1236)から19年の歳月をかけて建立され、規模は東大寺につぎ、教行は興福寺にならうという意味から、東福寺と名づけられた。本尊は釈迦如来。本堂は昭和9年再建、三門は現存最古の三門で国宝。禅堂、浴室、東司(とうす)、愛染堂など重文の建築も多い。方丈庭園は昭和の作庭家、重森三玲による。秋は通天橋から望む洗玉澗という渓谷の紅葉が美しい。

仏殿(本堂)の天井画の龍図は堂本印象画伯の作品。東西約22m、南北約11mの天井に描かれた体長54m胴回り6.2mに及ぶ迫力ある龍。これをわずか17日で完成したといいます。普段仏殿の中には入れませんが、龍図は外側から見ることができます。

写真:PIXTA

時間【4月~10月末】9:00~16:00 ※16:30に閉門
【11月~12月第一日曜】8:30~16:00 ※16:30に閉門
【12月第一日曜~3月末】/9:00~15:30 ※16:00に閉門
拝観・利用料【通天橋・開山堂】大人600円 小中学生300円
【東福寺本坊庭園】大人500円 小中学生300円
【共通拝観券】  大人1,000円 小中学生500円
所在地〒605-0981 京都市東山区本町15丁目778
TEL075-561-0087
ホームページ 東福寺 
http://www.tofukuji.jp/
備考駐車場あり

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