明治の初め頃まで、長興寺の皿池で雨乞いの神事が行われていました。
伝承によると、神事をおこなうことがきまると、雨乞社(雨乞師)という特別
の家(4~5軒あり)のものが竹生島へ火をもらいにいき皿池で身を清めて
、この地域の氏神である住吉神社の境内で行ったとされています。その様
子は、大きな松の木に松明をともし、社殿の前で鼓・太鼓をたたいて「雨た
もれ龍神どの」とはやして行ったと伝えられています。
しかし江戸時代の「豊島郡誌」には村の長者が斎戒沐浴して、雨具を着け
、深夜神燈を消して神殿に進み、鍋をかぶって夜通し祈祷したとあり、雨乞
いの方法にも変化があったことがうかがえます。

御祭神上筒男大神(うはつつのおのおおかみ)
中筒男大神(なかつつのおのおおかみ)
底筒男大神(そこつつのおのおおかみ)
神功大神 (じんぐうのおおかみ)
所在地〒561-0875 大阪府豊中市長興寺北2丁目3-43
TEL06-6848-8940
ホームページ 長興寺住吉神社 
https://www.c-sumiyoshi.com/
備考駐車場あり

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