日本三名山の一つに数えられる白山は、「白き神々の座」として古くから都人たちのあこがれの山でした。その白山を神体山とする白山比咩神社は、全国に約3千社もある白山神社の総本宮で、地元では「しらやまさん」とよばれ親しまれてきました。御祭神・白山比咩大神は、またの名を菊理媛神といい、ご縁を「くくる」神といわれます。樹齢1000年以上の杉やあすなろがそびえる表参道や境内には荘厳な雰囲気がただよいます。
白山比咩神社を風水的にみると、神社の位置する場所は、ひょろ長い蛇のような形をした小高い起伏の頭の部分になります。
この蛇の西側には霊峰・白山がそびえ、肉厚で太く強いエネルギーの塊として蛇を取り囲んでいおり、東西南北を山脈に囲まれたこのような構造を持つ地勢は「竹篙打蛇形(ちくこうちょうだけい)」という格局(かつきょく)に一致します。
格局とは特殊な構造を持つ地勢を分類・類型化した風水の経験則のことで、その研究成果はたくさんの図版とともに古典に残されています。
この場所がしめしている「竹篙打蛇形」とは、竹竿で打たれた蛇の地形という意味で、頭を打つことで蛇に効果的な衝撃を与えることから、正しい龍穴(りゅうけつ)《パワースポット》の位置は、蛇の頭になります。この龍穴では、富貴は玉枝(ぎょくし)のごとく栄えるとされています。
《ご利益》
境内で気を味わうために瞑想していると、大きな赤い蛇が視界を横切ったようにみえるこの神社では、「よく蛇が降りてくるのを見た人がいると噂され、赤い柱が立つのを見た人も多くいる」といわれています。
白山権現信仰の母体となった九頭龍王が祀られているだけあって、ここには蛇や龍に似た生命エネルギーを感じることもあり、また蛇の頭にあたる場所でもあるので、そういった象徴に値するエネルギーを確かに感じます。
御祭神 | 菊理媛尊(くくりひめのみこと) |
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時間 | 宝物館拝観時間 9:00〜16:00(4月〜10月) 9:30〜15:30(11月) ※12月〜3月冬期休館 |
拝観・利用料 | 宝物館:拝観料 大人 300円 高校生以下無料 |
所在地 | 〒920-2114 石川県白山市三宮町ニ105-1 |
TEL | 076-272-0680 |
ホームページ |
ほっと石川旅ネット https://www.hot-ishikawa.jp/spot/6256 |
備考 | 駐車場あり(500台) |