三崎港から市街地を少し山手に入った場所に鎮座する神社で、この地の開拓の祖「藤原資盈(ふじわらのすけみつ)」が、982年(天元5年)に社殿を造営し、その後、江戸時代に「三浦総鎮守」となりました。

藤原資盈(ふじわらのすけみつ)、資盈の后である盈渡姫(みつわたりひめ)、筌龍弁財天(せんりゅうべんざいてん)(三浦七福神の弁財天)、及び地主大神が祀られており、源頼朝が手植えしたといわれる樹齢800年を超える御神木(大銀杏)や、龍神様の形をした御神木等があります。

龍神伝説 ~弁財天堂のはじまり~

1180年(治承4年)、源頼朝の挙兵に呼応した和田義盛は衣笠城で畠山・江戸の諸軍と戦ったものの落城、海路房州に逃れました。折悪しく大暴風雨に遭遇し、流されて兵糧が尽きたとき、龍神に加護を祈ったところ「筌」という竹製の漁具が流されてきた。かろうじてこれを用いて魚をとり、主従飢えをしのぐことができた。この地に「筌」を祀り、弁財天堂を建立したのがはじまりと。

御祭神藤原資盈(ふじわらのすけみつ)
所在地〒238-0243 神奈川県三浦市三崎4丁目12-11
TEL046-881-3038
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備考駐車場あり(10台)

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