戸隠神社は霊山・戸隠山の麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる、創建以来二千年余りに及ぶ歴史を刻む神社です。
その起こりは遠い神世の昔、「天の岩戸」が飛来し、現在の姿になったといわれる戸隠山を中心に発達し、祭神は、「天の岩戸開きの神事」に功績のあった神々をお祀りしています。
平安時代末は修験道の道場として都にまで知られた霊場でした。神仏習合のころは戸隠山顕光寺と称し、当時は「戸隠十三谷三千坊」と呼ばれ、比叡山、高野山と共に「三千坊三山」と言われるほどに栄えました。
江戸時代には徳川家康の手厚い保護を受け、一千石の朱印状を賜り、東叡山寛永寺の末寺となり、農業、水の神としての性格が強まってきました。山中は門前町として整備され、奥社参道に現在もその威厳を伝える杉並木も植えられ、広く信仰を集めました。

奥社へは、戸隠古道の山奥深い2kmの参道を歩いていきます。ゆっくり歩いて40分ほど。参道の中間地点にある随神門。神仏習合時代は仁王門で、仁王像が祀られています。随神門から先は、樹齢400年の巨杉が両脇にそびえ立つ並木道で、日本屈指の龍穴スポット。戸隠連山からくる強力な生気で、溜まった毒素を浄化・生命力を活性化し、人生の開運・大願成就に必要なパワーをもたらしてくれます。門を抜けてすぐの杉並木は、特に強いスポットです。

御祭神奥社:天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)
所在地〒381-4101 長野県長野市戸隠3690
TEL026-254-2001(戸隠神社社務所)
ホームページ 戸隠神社 
https://www.togakushi-jinja.jp/
備考駐車場あり(参道入口付近数カ所に約200台分)

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