えんむすびの神社として有名な地主神社の社殿には狩野元信が描いた丸竜(通称:にらみ龍)がいます。この龍は音羽の滝の水を飲むために夜ごと天井を抜け出することから恐れられ、目を釘で打ち付けられたという伝説もあり、いずれの方向から眺めても自分の方を睨んでいるようにみえるところから「八方にらみの龍」とも呼ばれています。

地主神社の主祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)ですが、その父母神、素戔嗚命(すさのおのみこと)・奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)、さらに奇稲田姫命の父母神、足摩乳命(あしなずちのみこと)・手摩乳命(てなずちのみこと)を正殿に祭祀され、三代続きの神々をお祀りしていることから、子授け安産の信仰も集めています。

御祭神大国主命(おおくにぬしのみこと)
時間9:00~17:00
所在地〒605-0862 京都市東山区清水1丁目317
TEL075-541-2097
ホームページ 地主神社 
https://www.jishujinja.or.jp/

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