創立時期があまりに古く定かではないものの、摂政元年(201年)に建立されと伝えられ、発掘調査などから、少なくとも1400年前には祭祀が行われていたとされる、たいへん古い歴史を持つ神社です。この神社には、昭和30年(1955年)に創建された、白龍大神を祭神とする椋白龍社(むくのきはくりゅうしゃ)があり、多くの祈祷師や風水師がこの神社を訪れ、現在では、全国各地の信奉者より聖地と崇められています。

というのも、この社が建てられたのは、二宮神社の鬼門を守る白蛇が夢に現れ、「社を建て祀ってくれれば天界に昇り、龍となり人々の願いを叶えよう」という話が相次いで神社に寄せられこと、そして、時を同じくして、参拝者から椋の木に白蛇がいたという声が寄せられたこと、さらには、手水舎(ちょうずや)の改修工事の際、宮司や工事関係者の目前にも白蛇が現れたという不思議な出来事が続き、「これは夢にしたがうべき」として建てられた歴史にもあります。

写真:PIXTA

御祭神正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命(まさかつあかつかちはやび・ あめのおしほみみのみこと)
時間(御神札・御守り・御朱印 等)午前9時~午後5時
御祈祷受付 午前10時~午後1時
所在地〒651-0093 兵庫県神戸市中央区二宮町3丁目1-12
TEL078-221-4786
ホームページ 二宮神社 
http://www.ninomiyajinja.or.jp/index.php

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